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August , 2017
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役にたたない英語おせーたる(48)「めっちゃイケてる」のスラング

2014年10月18日(土)09時00分更新
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 先日、友達が彼氏を連れて、おめでたい話を持って遊びに来てくれた。”We just got engaged!”(婚約したの!) こりゃ、めでたい! 四十路を超えて婚期をすっかり通り越したこの歳になると、なかなかこうした話も伝わってこなくなる。周りは片付いてしまっているからね。

 2人のなりそめは知っていたので、それは割愛し、指輪の話になった。婚約指輪を選ぶのに何軒かジュエリーショップを回ったらしい。

 私は以前、あるジュエリーショップで指輪の修理をしてもらったことがあり、対応してくれた店の若いお姉さんの控えめな感じと、丁寧な接客に痛く感動したことを覚えている。「高級ジュエリー・ショップの店員はこうでなくっちゃ」という鑑のような女性だったのだ。しかも、修理代は無料。簡単な修理だったには違いないが、こちらの方が戸惑って、”Is this free of charge?”(無料なんですか?)と尋ね返したぐらいだ。”Next time you shop jewelry, please consider us.”(今度ジュエリーをお買い求めになる際、当店のことを覚えておいてくださいね)と言うのである。私が宝石を買うなんざ、いつのことやら分からないが「そのときが来たら、もちろんこのお店のことを考えるよ」と心に誓ったのだった。

 で、この経験を幸せいっぱいの2人に話し、その店も見てみたらと勧めてみた。実は、その店にはすでに行ったのだという。だが、いい印象は受けなかったらしい。彼氏いわく、接客してくれた女性店員の態度が横柄で、やたらと高い宝石を勧められて辟易したというのである。”When she described that stone ‘mack daddy,’ I thought, hmm, this person is … I don’t want to say this, but lower class, not educated, or something like that.”(彼女が石を「めっちゃイケてる」って形容したのを聞いて、言いたくはないけど、下層階級っていうか、教育がないように感じたんだ)とのこと。

 Mack daddyは、私もこのときまで知らなかったのだが、「超一級品」を意味するスラングで、友達の彼氏が言うように、教育のある人は使わない。Mack daddyには「やり手のポン引き」「口のうまい女たらし」の意味もあり、それが転じての「超一級品」なので、当然と言えば当然か

 結局、2人は別の店でお気に入りの指輪をオーダーしたのだそう。お幸せに!