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ショウナンラグーン メジロ軍団ここに〝復活〟…大久保親子半世紀の時を超え血のロマン結実

2014年10月23日(木)09時23分更新
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菊花賞に強い種牡馬といえば、過去3勝(ザッツザプレンティ、デルタブルース、スリーロールス)を挙げているダンスインザダークだが、残念ながら今年は出走馬がいない。そこで、昨年の覇者エピファネイアと同じシンボリクリスエス産駒で、生産牧場が昨年の2着馬サトノノブレスのメジロ牧場とつながりの強いショウナンラグーンを狙ってみたい。同馬の生産牧場であるレイクヴィラファームは、11年にメジロ牧場が解散した後、ノーザンファームのノウハウを取り入れて再出発した新しい牧場なのだ。ショウナンラグーンの祖母はオークス、エリザベス女王杯(2回)、秋華賞、阪神3歳牝馬SとGⅠを5勝した名牝メジロドーベル。直子ではフェアリーS4着のメジロオードリーが出世頭と物足りない成績に終わったが、孫の代になってようやく重賞勝ち馬が出た。5代母メジロボサツ(朝日杯3歳S、桜花賞3着、オークス2着)、4代母メジロナガサキ(オールカマー3着)は大久保末吉調教師が手がけ、曽祖母メジロビューティーから祖母メジロドーベル、母メジロシャレード、そしてショウナンラグーンは末吉氏の息子・大久保洋吉師が管理している。大久保親子が実に半世紀にわたり関わってきたメジロ軍団を代表する牝系だ。メジロ牧場の牝系に、母の父が名ステイヤーのマンハッタンカフェというショウナンラグーンにとっては、菊花賞こそがふさわしい。 (笹栗康昭)