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August , 2017
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役にたたない英語おせーたる(49)〝くそ生意気なやつ〟にピッタリの言葉

2014年10月25日(土)09時00分更新
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 出張でこちらに来ている英語が堪能な日本人ビジネスマンとランチをする機会があった。ランチとはいうものの、彼が食したのは健康ドリンクのみ。歯を矯正中で、食べた後の手入れが面倒くさいからと、ランチは健康ドリンクだけにしているのだそう。

「健康ドリンクなんて生意気でしょ。今度、ステーキハウスに行って、”Do you have a vegan menu?”(完全菜食主義者用のメニューありますか?)って言ってやろうかな。vegetarian(菜食主義者)じゃなくってvegan(完全菜食主義者)ってとこが腹立つでしょ」と楽しそうに言う。さらに「こんなくそ生意気な僕、英語だったら、何て言いますかね?」。

 これ関係の言葉はごまんとある。すぐに頭に浮かんだのはasshole(くそったれ)だ。これはアクション映画や犯罪ドラマなどで連発される言葉なので、ご存知の方も多いはず。もちろん、卑語なので、日常会話で使うべき言葉ではない。

 ほかにも、jerk(嫌なやつ)、dick(嫌なやつ。これには「ペニス」の意味もある)、 bastard(嫌なやつ)などがあって、こちらは比較的受け入れられている(ように思う)。つまり、assholeより軽度な嫌なやつを指す。友達同士なら、”You are such a jerk!”(ほんま、ムカつくやつやね!)なんて言ったりするのである。

 きつい表現としては、douchebag(嫌なやつ。これはもともと「膣洗浄器の液体が入っている容器」の意味)、scum(人間のくず)、 scumbag(見下げた人。これには「コンドーム」の意味もある)、dumbass(脳タリン)などなど、パッと思いつくだけでもこれだけある。

 こうした言葉は数あれど、人前で使うべきものではない。顔をしかめられるばかりか、知性を疑われるのは間違いない。

 話を日本人ビジネスマンに戻すが、結局、彼のくそ生意気ぶりを形容するにはassholeがよかろうという結論に落ち着いた。「Veganをひけらかすような輩は、assholeで十分です」と宣言すると、その日本人出張者は「じゃあ、僕はこれからassholeです。これからもどうぞよろしく」。なんとも能天気なassholeなのである。