19
August , 2017
Saturday


ニシノラッシュ 最終世代のバクシンオー産駒 牝系からマイルまではOKか

2014年11月6日(木)09時45分更新
Pocket

2011年4月30日、心不全のため急死した名種牡馬サクラバクシンオーの産駒は、現2歳がラストクロップとなる。種付けシーズン途中だったこともあり最終世代は35頭と数こそ少ないが、早くも11頭が勝ち上がっている。8日に行われる京王杯2歳S(東京芝1400メートル)にはアポロノシンザン、コウソクコーナー、ニシノラッシュと3頭が登録してきた。中でもニシノラッシュは、ここまで3戦2勝。敗れた新潟2歳Sでもレコードの0秒2差3着と惜しいレースだった。米国産の母キャッスルブラウン(父シルヴァーホーク)は、火打山特別など全3勝は新潟の芝1800メートル戦で挙げたもの。ニシノラッシュの半兄ニシノヘリオス(父アグネスタキオン)も同距離の新馬戦を制している。いとこにはデビューから3連勝で小倉2歳Sを制したデグラーティアがおり、曽祖母スウィーピングの子孫には英GⅠミドルパークSを勝ったオーザーンがいる。スピード型の活躍馬が目立つが、母の父シルヴァーホーク、祖母の父カーリアン、さらにはグランディ、ペティンゴが配合されてきた牝系には重厚感がある。ニシノラッシュもマイルまではこなせそうだ。昨年はフジキセキの最終世代の一頭となるイスラボニータが、新潟2歳S2着し、今年は皐月賞馬に上り詰め、父に初のクラシックをプレゼントした。サクラバクシンオーの最終世代のニシノラッシュも、同様の活躍ができるだろうか。 (笹栗康昭)