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August , 2017
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あり得ないっしょ!?英ホテルがネットで低評価した客に罰金100ポンド

2014年11月20日(木)03時55分更新
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「腐って朽ち果てそうなあばら家」と評価されたブラックプールのホテル

「腐って朽ち果てそうなあばら家」と評価されたブラックプールのホテル

 英国・北西部の町ブラックプールのホテルが、有名旅行サイトで低評価を下した客に、なんと100ポンド(約1万8600円)の罰金を科し、徴収していたことが分かり、ネットで大騒ぎになっている。

 英メディアによると、クレジットカードから罰金分を徴収されたのは英国人のトニー・ジェンキンソンさん。同町にあるブロードウェイ・ホテルに妻と滞在し、帰宅して後日、ホテルのサービスが酷かったとして旅行サイト「トリップアドバイザー」に「朽ち果てそうなあばら家」と評した。

 そしてその後、送られてきたクレジットカードの明細書を見て驚いた。同ホテルは宿泊料とは別に罰金として100ポンドを請求していたのだ。驚いたトニーさんはホテルに問い合わせて、更に驚いた。なんと、宿泊利用規約には小さな字で「当ホテルを愛してくださる多くのリピーターがいらっしゃる一方、中にはそうでない方々もおられます。もしインターネットで悪い評価をした場合、それがどんなサイトであれ、1件につき100ポンドの罰金を徴収します」と記してあったのだ。

 当然のことながら、トニーさんは、その規約を読まずに署名していた。

 怒り心頭のトニーさんは同町の観光ホテル協会などに問い合わせたり、クレジットカード会社に連絡し、ホテル側から支払った罰金を取り戻すために相談した。

 同協会は「ホテルの対応は倫理的にもおかしい。そんな罰金は聞いたことがない」と戸惑いを隠せない様子だ。

 実は米ニューヨーク州ハドソンで8月、「ユニオンストリート・ゲストハウス」というホテルにも、同様に罰金500ドル(約5万9000円)を徴収するという宿泊規約があったことが発覚。ローカルビジネスのレビューサイト「Yelp」に同ホテルへの批判が殺到し、ホテルの支配人が慌てて「ジョークのつもりだった」として規約を破棄するという騒ぎがあった。

 米国のケースでは誰も罰金なるものを取られなかったが、英国の場合は実際に徴収されただけに、こちらの騒ぎはまだまだ収まりそうにない。