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クラージュシチー 前走10馬身差勝ち!ハービンジャー産駒重賞初V見えた

2014年11月20日(木)09時44分更新
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昨年レコード勝ちしたイスラボニータが皐月賞を制するなど、クラシックへの重要な一戦となっている東京スポーツ杯2歳S。今年も楽しみな素質馬が顔を揃えた。新馬戦でネオルミエールにクビ差届かなかったものの、32秒2という驚異的な上がりを記録したクラージュシチー。2戦目は中団から早めにスパートし、2着馬に10馬身もの差をつける圧勝劇を演じた。コーナーを4つ回る阪神の内回りでは、なかなかお目にかかれない芸当だ。母リボンシチーはサンデーサイレンス産駒として期待を集めたが、7戦して未勝利に終わった。しかし、最初の産駒アスコットシチーはダート戦でオープン入りを果たし、2番子がこのクラージュシチー。繁殖馬としては高い確率で成功しそうだ。曽祖母ウイルプリンセスの孫に皐月賞、ダービー、天皇賞・春秋を勝ったメイショウサムソンがおり、5代母ガーネットは1959年の天皇賞・秋と有馬記念を制した名牝だ。フロリースカップの牝系にマルゼンスキー、サンデーサイレンスが重ねられたリボンシチーの配合はスペシャルウィークを思い起こさせる。そこに英GⅠキングジョージを11馬身差で勝ったハービンジャーが父とくれば、クラージュシチーも2400メートルがピッタリ。来年の日本ダービーをイメージさせる大物といえる。新種牡馬ハービンジャー産駒はすでに12頭が勝ち上がっているが、まだ2勝以上を挙げた馬はいない。まずはハービンジャー産駒として初めての重賞制覇だ。 (笹栗康昭)