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November , 2017
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魚介スープが極旨!リゾット風に味わう「クスクス」~磨由子のグルメ散歩~

2014年11月29日(土)12時53分更新
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 東北沢寄りの、下北沢の外れの外れ。商店街から路地に入った少し奥に、ポッとともった灯りが看板を柔らかく照らしていた。遅刻していたので慌てて木の扉を開けると、やはり柔らかい光。そんな店だった。

 クスクスは米以上に小さなツブツブのパスタで、サラダなどにもするけれど、これにスープをかけて食べる料理が有名。「クスクス ルージール」はクスクス専門店を名乗ってはいるものの、他にもメニューが揃っているから、フレンチビストロのイメージで行くといいと思う。

 きゅうりやトマトを使ったモロッカンサラダや、炙った松輪サバをインカのめざめ(甘味の強いジャガイモ)に乗せたオリジナルの前菜をつまんだ後、ジャジャーンと主役が登場!鍋ごとの「アマダイのウロコ焼きサフラン風味と浜名湖産アサリ」のスープと、別皿にクスクス。牛肉や羊肉、ソーセージなどの肉類の入ったものが本来的だけれど、今回は魚介バージョンを選んでみた。

 アサリとポロネギ、カブ、プチトマト、そして贅沢にもアマダイの切り身がスープにガッツリと入っていて、上にも別焼きされたアマダイが乗り、色味のアクセントにししとうが散らされているという具だくさん。アマダイのウロコが立ち並ぶさまは見栄えがしてとてもおいしそうだったけれど、もう少し火がしっかり入っていたらパリパリといけただろう点だけが少々残念。

 スープにはしっかりと魚介の出汁と野菜の旨味が出ていて、バリ旨!シャバシャバと食べるクスクスはリゾット風で日本人の口に合う。だからといって、勢い込んでガツガツ食べてはいけない。クスクスが汁気を吸ってお腹に入ってもまだ膨張するから、後からお腹がいっぱいになるのがこのパスタ。気をつけないと後で苦しむハメになる。

 Sはたっぷりの一人前、Mは2~3人前。ロワイヤル(3種の肉入り)のみLサイズがあるようにメニューには書かれていたけれど、相談すれば他のメニューでも用意してくれるだろう。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都世田谷区北沢3-21-5 03-6407-1988 京王線・小田急線 下北沢駅(P無) 「アマダイのウロコ焼きサフラン風味と浜名湖産アサリのクスクス」 4200円(Mサイズ)

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