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October , 2017
Sunday


アッツアツをザクザクッ!アメ横立ち食いメンチの王様~磨由子のグルメ散歩~

2014年12月13日(土)10時00分更新
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 ある日の昼過ぎ頃、食事をする店を探しながらアメ横周辺をさまよっていた。庶民的で賑やかな界隈をフラフラするのは実に楽しいものだ。胃が1つしかないことを恨めしく思いながら歩き回っているうちに、こんがりキツネ色の揚げものがショーケースにぎっしり詰め込まれている店に出くわした。熱い油の香りがほんのりと鼻をつくけれど、胸やけするようなそれではない。揚げものラバーの血が騒ぐ。そうでなくとも、店頭で揚げられたアツアツの揚げ物のおいしさに覚えがない人はいないはずだ。

 ハムカツやエビカツ、コロッケ、アジフライなど様々な顔が並ぶ。結局、3種類あったメンチカツを端から注文して食べ比べてみることに。値段の違いは和牛の量の違いだと言い、最も高いものは1枚400円もしたので少々抵抗を感じたけれど、乗りかかった船には乗ってしまうのが私の主義だ。

 安い順から、まずは小判型の「やみつきメンチ」(120円)をガブリ。油の温度が高めらしく、こんがりとして見えるわりには肉がレアで、クリーミーですらある。臭みが全くなくて脂っこさも感じない。これだけ玉ねぎが入っていた。

 お次は「大特製メンチ」(200円)。おっ、満足感が全く違う!肉のひき具合が荒くて塊りがあるのだ。肉の風味もしっかりめ。トリの「匠の和牛メンチ」(400円)、これは肉質に高級感がある。ただ、メンチとしてはちょっと淡泊な気が。これだけを食べたのであれば感激したと思うのだけれど。

 メンチに必要なのはやはり肉感の強さ。よって、このメンチレースの勝者は、「大山特製メンチ」に決定!とはいえ、いずれも衣がしっかりと厚手で、ザクッ!とくる歯触りとパン粉の香ばしさが下町らしくてとてもいい

 本来は肉屋である「肉の大山」。奥にはレストランもあるけれど、やはり、店頭で立ち食い&立ち飲みをするに限る。ロケーションも楽しまないともったいない店だから。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

東京都台東区上野6-13-2 03-3831-9007 JR京浜東北線、山手線、常磐線・東京メトロ銀座線、日比谷線 上野駅(P無) 「大山特製メンチ」 200円

 

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