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October , 2017
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「ザ・インタビュー」公開中止でG・クルーニーが署名活動を始めたが…

2014年12月22日(月)03時08分更新
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ハリウッドの兄貴肌として知られるクルーニー

ハリウッドの兄貴肌として知られるクルーニー

 ハリウッドで俳優たちから一目置かれる兄貴肌のジョージ・クルーニー(53)が立ち上がった。北朝鮮のテロ攻撃を恐れ、配給元が米パロディー映画「ザ・インタビュー」を公開中止にした問題で、クルーニーはテロリズムに立ち向かい、表現の自由を守るために戦うことを誓う署名活動を開始。プロデューサーや監督などハリウッドの有力者たちに呼びかけた。ところが――。

 同作は北朝鮮・金正恩第1書記の暗殺計画を扱ったコメディー映画で、今月25日に全米公開を予定していた。ところが、配給元のソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント(SPE)の子会社のコンピューターシステムが先月、北朝鮮のハッカーグループによるサイバー攻撃を受け、社内メールなどが大量に流出。犯行グループは、同作を「上映した劇場には大規模なテロ攻撃をしかける」と脅迫し、SPEが先週、急きょ「ザ・インタビュー」のお蔵入りを決めた。

 クルーニーは「犯人たちに屈することは今後、同じように表現の自由やプライバシーをおびやかす者たちに前例を作ることになる。われわれはそんな脅迫を恐れはしない」とのメッセージを発表。一緒に立ち上がるよう呼びかけた。

 だが、意外なことに、まだ誰も署名しておらず、クルーニーは、有力者たちが自分や自社がサイバー攻撃のターゲットにされることを恐れ、署名をためらっているようだと分析。ハリウッドの弱腰姿勢にイライラした様子のクルーニーは「金正恩にどの映画を観るな、などと指図される筋合いはない!」と怒りをあらわにした。