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January , 2018
Wednesday


役にたたない英語おせーたる(60)コミコンに集結した米国のオタク

2015年1月10日(土)09時00分更新
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 この間、初めてComic Con(コミコン)に行ってみた。

 知人の中には真剣なコスプレヤーたちがいて、彼らは毎年、ジョージア州アトランタで開かれる全米最大のDragon Con(ドラゴンコン)に参加している。で、その写真をFacebookに貼り付けたりしているのだが、写真を見る限り、とても素人の私が参加できるようなお祭りではない。

 で、ここ地方都市で開かれるComic Conにおいても、I felt intimidated.(しり込みしてしまった)のだが、ノリノリのパートナーになだめられ、おだてられて出かけた。

 パートナーもComic Conは初めて。だが、コスチュームのネタはかなり前から考えていたようだ。彼が扮したのはIron Man(アイアンマン)になる前のTony Stark(トニー・スターク)。

 Stark Industries(スターク・インダストリーズ)と書かれた黒のTシャツとIron Manの手袋はアマゾンかどこかで購入したらしい。Tシャツの下にもう一枚Tシャツを着て、その胸の辺りにLED push light(押すと点灯するLEDライト)をテープで貼り付けてArc Reactor(アークリアクター=アイアンマンの命の源)というわけである。簡単だが、よく考えたものである。

 パートナーはひげを生やしているのだが、わざわざその日のために両サイドを剃ってgoatee(やぎひげ)にし、マスカラで黒く塗っていた。マスカラとはお見事。

 会場には真剣にcostume up(衣装で飾り立てる)しているコスプレーヤーたちがたくさんいて、あちらこちらで写真撮影されていた。パートナーの変装は地味だが、それでも行き交うnerdy(オタクっぽい)な人たちから、”Hey, Tony, what’s up?”(よお、トニー、元気か?)などと声をかけられ、パートナーは上機嫌だった。

 私たちが行ったComic Conは営利目的のもので、大きな会場にvendor(業者)がところ狭しとブースを出して、geeky stuff(オタクグッズ)を売っていた。そんなgeeky stuffを見て回り、変装した人たちを「ああでもない、こうでもない」と評価して回るのはおもしろい。会場をぶらぶらする間、私は周りのものにかなり心奪われていたようで、パートナーが”You are mesmerized.”(うっとりしすぎ!)と言って、人とぶつからないように私を誘導する始末だった。

 Intimidatedした割りには、結構楽しんだのである。