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January , 2018
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ベルーフ 母はステイゴールドの全妹

2015年1月15日(木)08時56分更新
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晩成型のステイヤー血統だけに2歳戦では苦戦も予想されたハービンジャーだったが、21勝を挙げて新種牡馬リーディングサイアーに輝いた。しかも半数を超える14勝が新馬戦でのもの。2歳リーディング(首位ディープインパクト)でもマンハッタンカフェ、ステイゴールド、クロフネなどを上回る5位と大健闘した。残る不満はフェアリーSでもカービングパスが1番人気で8着に敗れたように、なかなか重賞を勝てないことだが、京成杯にはクラージュシチー、ベルーフという有力馬2頭がエントリー。中でもベルーフは今回と同じ2000メートルばかりを使って3戦2勝2着1回と、重賞初制覇の期待が高まる。母レクレドール(父サンデーサイレンス)はローズS、クイーンSの2重賞を制したほか、札幌記念2着など、長期にわたって一線で活躍した。母系を見ると、香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシック、日経新春杯、目黒記念に勝ち、今や種牡馬としても確固たる地位を築いたステイゴールドの全妹になる。4代母ロイヤルサッシュを祖とする牝系からは、サッカーボーイを筆頭に、バランスオブゲーム、フェイムゲーム、ドリームパスポート、タマモホットプレイなど多くの活躍馬が出ているものの、クラシックには縁がない。昨秋にはショウナンパンドラが秋華賞を、スノードラゴンがスプリンターズSを制し、ロイヤルサッシュ系には勢いがある。ベルーフも皐月賞と同舞台のここを勝つようならば、一族初のクラシック制覇が見えてくる。 (笹栗康昭)