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July , 2018
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ワイドバッハ 父は「地方競馬のSS」

2015年1月29日(木)09時33分更新
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GⅠ初挑戦となったチャンピオンズCは6着に終わったとはいえ、先行馬有利の流れの中、最後方からよく0秒5差まで追い上げたワイドバッハ。今回はエルコンドルパサーメモリアル↓武蔵野Sと連勝した東京コースに替わるだけに勝機は十分だ。シャンペンS、カウディンSと米GⅠ2勝の父アジュディケーティングは、かつてはNARグランプリ年度代表馬に2度なったアジュディミツオーなど地方の重賞勝ち馬を多数送り出してきた。2001年からは8年連続で地方競馬のリーディングサイアーに輝き、「地方競馬のサンデーサイレンス」とも称された。さすがに高齢となった近年は重賞からは遠ざかっており、ワイドバッハの武蔵野S制覇は03年七夕賞のミデオンビット以来、実に11年ぶりのJRAの重賞勝ちとなった。母グリーンヒルレッドは南関東4勝で、クラウンC2着、指定交流の関東オークス4着という活躍馬。ワイドバッハの半弟となるメイショウイチオシも、ここまで4勝を挙げてオープン入りをしており、繁殖として高い資質を示している。さかのぼる牝系は小岩井系アストニシメント。このエベレストの分枝からはオークス馬チトセホープ、天皇賞馬オフサイドトラップ、ブルーコンコルド、マンジュデンカブト、スズパレード、スズマッハなど多くの名馬が出る。アジュディケーティング×スキャンという時代を感じさせる配合のワイドバッハ。こういう配合から活躍馬が出るのも、日高産らしいところだ。 (笹栗康昭)