21
August , 2017
Monday


ルージュバック 母はG16勝、米の名牝

2015年2月5日(木)09時45分更新
Pocket

頭数こそ少ないものの、オルフェーヴルの全弟アッシュゴールド、ディープ産駒ポルトドートウィユ(祖母エアグルーヴ)、レガッタ(母スイープトウショウ)、昨年の勝ち馬トーセンスターダムの半弟ネオスターダムなど好素材馬が集まったきさらぎ賞。関東からは2戦2勝の大物牝馬ルージュバックが参戦する。デビュー戦で見せた上がり32秒8の末脚も圧巻だったが、続く百日草特別では2馬身半の差をつけてのレコード勝ち。負かした相手が京成杯を勝ったベルーフなのだから価値は高い。ルージュバックの母ジンジャーパンチはBCクラシックを勝ったオーサムアゲインの代表産駒の一頭。BCディスタフなどGⅠ6勝を挙げ、米古牝馬チャンピオンに輝いた名牝だ。初子ジンジャーミスト(父バーナーディニ)が7戦0勝、続くマミーテイラー(父ゼンノロブロイ)が10戦1勝と期待外れに終わっていたが、3番子にしてようやく名牝の子らしい大物感のある産駒が誕生した。祖母ナッペロンはGⅡカムリーS勝ちを含め、米70戦17勝の成績を残した頑強な牝馬。4代母の産駒には米111戦11勝で、GⅢヘシアンHを勝ったエスケイプドもおり、タフな馬を輩出する牝系でもあるようだ。マンハッタンカフェ産駒の3歳馬には、ほかにも新馬→菜の花賞を連勝したクイーンズリング、ファンタジーS2着のダノングラシアスがおり、どうやら今年は牝馬の当たり年といえそうだ。(笹栗康昭)