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Wednesday


ナリタスターワン テスコボーイから続く日本独自の血脈

2015年2月26日(木)09時56分更新
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数少ない産駒から淀短距離Sなど6勝を挙げ、シルクロードSで2着したショウナンカザン、阪神JF4着のショウナンカッサイ、福島2歳Sのモトヒメなどを送り出し、種牡馬として高い潜在能力を見せていたショウナンカンプ。昨年のニュージーランドTでは産駒のショウナンアチーヴ→ショウナンワダチがワンツーフィニッシュを決め、うれしい重賞初制覇となった。今年の3歳世代からも新馬、白梅賞を連勝したナリタスターワンが登場。アーリントンCで重賞制覇を狙う。母ボーンスター(父サンデーサイレンス)は4戦1勝と平凡な競走成績に終わったが、繁殖馬としては阪神牝馬S、関東オークス、クイーンS、朝日CC各2着、秋華賞3着のプロヴィナージュ、札幌2歳S3着のエデンロックを出している。しかも4番子以降は8頭がJRAでデビューし、7頭が勝ち上がり、そのうち5頭が2勝以上と堅実な成績を残している。初年度は59頭に種付けしながら、産駒が17頭しか生まれなかったという受胎率の低さが影響したか、徐々に頭数が減っていき、08年はわずか6頭だったショウナンカンプ。そこから持ち直して、重賞を勝った昨年はキャリアハイの89頭に種付けしている。テスコボーイ~サクラユタカオー~サクラバクシンオー~ショウナンカンプと続く、我が国独自のサイアーラインを受け継ぐナリタスターワン。後継候補は多いに越したことはない。 (笹栗康昭)