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September , 2017
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サトノクラウン 隠れた〝華麗なる一族〟三たびディープ産駒撃破だ

2015年3月5日(木)09時32分更新
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新馬→東スポ杯2歳Sを連勝し、エリートコースに乗ったサトノクラウンが弥生賞から始動する。父マルジュはなじみが薄い種牡馬だが、日本で供用されたこともあるラストタイクーンの初年度産駒。英ダービーで2着した後、セントジェームズパレスSでGⅠ勝ちを収めている。手にしたGⅠはこれだけだが、クイーンエリザベスⅡ世Cを2度勝ち、香港チャンピオンズ&チャッターCを連覇したビバパタカ、香港国際ヴァーズの勝ち馬でジャパンCに3回出走(99年には12番人気で2着)したインディジェナスを出している。GⅠ5勝の女傑サルサビルの半弟という良血らしく、種牡馬としては成功している。またマルセリーナ(桜花賞)、グランデッツァ(スプリングS、札幌2歳S)の母の父、スノーフェアリー(エリザベス女王杯2連覇)の祖母の父でもある。一方、母ジョコンダⅡ(父ロッシーニ)は愛8戦2勝。GⅢキラヴーランSで3着している。また、サトノクラウンの全姉となるライトニングパールは英GⅠチェヴァリーパークS、愛GⅢラウンドタワーS(ともに芝6ハロン)を勝っている。4代母の産駒に仏GⅠヴェルメイユ賞、英GⅠヨークシャーオークスに勝ったマイエマがいるが、この馬の父もマルジュ。種牡馬としてのマルジュの規格外の息の長さを示している。新馬、東スポ杯ともに1番人気のディープインパクト産駒を負かしてきたサトノクラウン。ここも2戦2勝のディープ産駒シャイニングレイを撃破だ。 (笹栗康昭)