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December , 2017
Sunday


役にたたない英語おせーたる(68)「聞こえはいいが中身がない」

2015年3月7日(土)09時00分更新
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 私は通勤中、ラジオでニュースを聴いている。自動車通勤なので、ラジオを聴くぐらいしかできないのである。

 先日もニュースを聴いていて、「うまい表現をするな~」と感心した。ニュースの具体的な内容は忘れてしまったが、Republicans(共和党)が通そうとしている法案についてだったはずだ。ひととおり内容を説明した後、レポーターが、”It is music to the ears, but it still needs lyrics.”。直訳すれば、「耳には音楽だが、まだ歌詞が必要だ」。

 music to the earsは決まり文句で、「聞こえがいい、素晴らしい話」くらいの意味。レポーターは、法案内容の響きがいいことを指して、この表現を使ったのだろう。

 私が感心したのは、このmusicを使った表現を受けて、lyrics(歌詞)につなげているところだ。「 Musicの聞こえはいいが、lyricsがない」、つまり「形ばかりで中身がない」という批判である。お見事。

 幼児程度の英語しか話せない私には、こんな言い回しをさらりと使えるなんて、うらやましい限りだ。