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September , 2017
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エアロヴェロシティ 香港年度代表馬も出した父ピンズ

2015年3月26日(木)09時14分更新
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03年のディスタービングザピース、エコーエディ(ともに米国)以来外国馬の出走がなかった高松宮記念だが、今年は短距離馬の層が厚い香港からエアロヴェロシティが参戦してきた。豪州産の父ピンズはトムフール系スニペッツ産駒で、豪GⅠオーストラリアンギニーズなど4重賞(1400~2000メートル)を制した。種牡馬としても香港年度代表馬のアンビシャスドラゴン、豪GⅠアンダーウッドSを勝ったエルセグンドを出して成功している。一方、母のエクソダスはニュージーランドで9戦1勝。その全兄カピテンカッシュはカウンティズC、ロトルアCとニュージーランド重賞を2勝している。曽祖母アーガもニュージーランド1勝と競走成績は平凡ながら、その娘ユーステイシはサーステイシ(ARCイースターH)、ニムー(ベイヤークラシック、ニュージーランド1000ギニー)、スマイリングライク(ウェリントンC)とニュージーランドGⅠ馬3頭を送り出した名繁殖だ。エアロヴェロシティにとってはニュージーランドのデビュー戦以来となる中京の左回りが気にはなるが、1200メートルは<7211>。その唯一の着外も直線で2度も前がふさがる大きな不利を受けたものというスペシャリストだ。ロンジンのワールドランキングではコパノリッキーの117ポンドを上回る118ポンドを獲得している実力馬だけに、あっさり勝たれても不思議はない。 (笹栗康昭)