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November , 2017
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モーリス ついに素質開花のスクリーンヒーロー産駒 スピードの源は祖父グラスワンダー譲りか

2015年4月2日(木)09時29分更新
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菊花賞3着のゴールドアクター、レパードS2着のクライスマイルが出たものの、初年度産駒からは重賞勝ち馬を送り出せなかったスクリーンヒーロー。現3歳の2代目産駒はグァンチャーレがシンザン記念で重賞初制覇を飾ったのに続き、先週の毎日杯をミュゼエイリアンが制するなど好調だ。ダービー卿CTに挑戦するモーリスはスクリーンヒーローの初年度産駒の一頭。もともとデビュー戦をレコードで快勝し、シンザン記念5着、スプリングS4着という実力馬。ようやく素質が開花したようだ。モーリスの祖母メジロモントレーはAJCC、アルゼンチン共和国杯、金杯・東、クイーンSと重賞を4勝。古馬になってアルゼンチン共和国杯↓AJCCを牡馬相手に差し切ったレーは、いかにもモガミ×フィディオンという晩成型のステイヤー血統にふさわしいものだった。メジロボサツを祖とする牝系はメジロドーベルを出したメジロナガサキと、モーリスの曽祖母となるメジロクインシーが多くの産駒を残し、その枝葉を広げている。メジロの母系からモーリスのように1400メートルでレコード勝ちするような馬が誕生するのは意外な気もするが、スクリーンヒーローの父グラスワンダーは京成杯3歳Sを6馬身差で圧勝。祖母ダイナアクトレスも京王杯AHを当時のレコードタイムで快勝した。モーリスのスピードの源はここだろう。ゆくゆくはグラスワンダーやダイナアクトレスのように成長していくのではないか。 (笹栗康昭)