28
July , 2017
Friday


強い弾力&血の香り!ガッツリ食らう野生肉「キジバトのグリル」~磨由子のグルメ散歩~

2015年4月18日(土)10時30分更新
Pocket

 ジビエで評判の店だ。思いつきだったので予約もせず、ジビエがどれだけ残っているかもわからないままにぶっつけで店へ向かった。果たして、扉を開けると、小さなテーブルにもカウンターにも空席はほぼなし。黒板メニューに目をやると、「青首鴨、コガモ、キジバト、雪兎」。ああ、間に合った~!

 兎は、内臓ソースたっぷりのメニュー。他店ではなかなか見ない。匂いが格段に強いからで、あったとしてもソースは上品に仕上げている。この店のそれは珍しくかなりパンチがあるため、舌舐めずりしながらも今回はキジバトを選ぶことに。

 アミューズ(最初のプチ前菜)に野菜のマリネとミックスジビエのリエット。最初から赤ワインにして正解!マリネには長ネギなど普通はマリネには使わない野菜も多く、その多彩さが嬉しい。

 前菜には、魚を丸ごとすり潰したスープ。これは好物の1つだ。思わず小躍り。トロみのあるスープのコク深さがたまらない。しかもキンキだなんて贅沢な!

 お待ちかねのキジバトのグリル、これはシェフ自らが狩って来たもの。内臓のソースがたっぷりとかかっている。皿の隅にはカリカリに焼けた頭の骨が。鳥とは思えない赤身の強い肉を噛みしめると、しっかりとした弾力と血の香り。まさに野生!「これだよ~!」と思わずうなづく。肉の上には大きな筍、下からも様々な野菜が。大根、ゴボウ、ジャガイモ、ブロッコリーなどなど。

 レストランでジビエが充実しているのはたいてい、冬まで。でも、「BISTRO GYORAN 魚藍」ではこの時期まで食べられるので、実は遅めに店を訪れることにしている。熟成の進んだ、匂いの強い肉を食べたいから。ジビエを出す店はどこも臭み消しに苦心しているけれど、それではジビエでなくてもいいじゃないか。ホンモノをガッツリと食べたい人はココへどうぞ。夏には引っ越しを予定していて、再開がいつになるかは不明だそう。来年の春先にはまた始めていてくれないと困るなぁ。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都港区高輪1-3-15 03-6277-2146 東京メトロ南北線、都営三田線 白金高輪駅(P無) 「茨城産 シェフ狩猟のキジバト」 2500円

<a style=”color: #0000ff; text-align: left;”
<a style=”color:
大きな地図で見る