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August , 2017
Wednesday


中国恐るべし!有毒物質の不法投棄で深セン市の運河がまるで〝血の色〟に

2015年4月21日(火)02時42分更新
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〝血の色〟に変わった深セン市の運河

〝血の色〟に変わった深セン市の運河

 中国の大気汚染の深刻さはよく知られているが、土壌汚染のすさまじさは想像を絶するものがある。香港のとなりに位置する経済特区・深セン市ではこのほど、運河の水が“真っ赤な血の色”になるなど、各地の川や水路で水質が急激に悪化し、農地などが侵食されているのだ。

 深センのケースは近くの塗料製造工場からの有毒物質の排水によるものとみられ、行政は工場に操業停止を命じ、詳しい調査を始めた。

 同様の汚染は河南省洛陽市でも報じられた。2011年、同市内を流れる川が“血の色”に変わり大騒ぎに。この時は染め物工場から排出された染料が原因と判明。川全体が真っ赤になったことから、相当量の汚染物質が流出したものとみられている。同市ではこの川から水道水を引いているというから恐ろしい。

 また、浙江省温州市では昨年夏、工場が廃棄した汚染物質により、用水路の水がマスタード状になり、当局が調査したところ、工場から不法に投棄された汚水が原因と判明した。

 中国では、ほかにも多くの工業都市で同じような水質汚染に伴う環境破壊が伝えらているが、工業廃棄物の違法投棄が後を絶たない。

土壌汚染が心配される

土壌汚染が心配される

洛陽市でも4年前に同様の水質汚染が…

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温州市では用水路の水がマスタード状になった

温州市では用水路の水がマスタード状になった