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August , 2017
Wednesday


役にたたない英語おせーたる(75)穴ボコだらけの道路

2015年4月25日(土)09時00分更新
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 春になると、町中の道路が穴ボコだらけになっている。この穴はpothole(くぼみ)と呼ばれる。この言葉はここに引っ越してから知った。というのも、以前住んでいた西海岸ではほとんど見かけることがなく、日常の会話に登場することもなかったからだ。

 しかし、ほんとにあちらこちらに穴が開いているので、運転するのが怖い。小さい穴なら、その上を走ってしまってもそれほどインパクトはないが、大きな穴ならタイヤが傷ついてパンクしかねなし、サスペンションがだめになるかもしれない。

 友達は、”It’s ridiculous. That’s why we call it pothole! Pot hole!”(とんでもないでしょ。だからポットホールなんて呼ばれるのよ、ポット・ホール!)なんて言う。Potholeは一語なのだが、potとholeで分けると意味が変わってくる。Potは「マリファナ」である。彼女が言わんとするのは、「マリファナでハイになったボケ穴」だろうか。

 Potholeは、気候がマイルドな西海岸ではあまり見かけないのも当然で、寒冷地で起こる現象のようだ。アスファルトが雨や雪で水分を吸収した後、気温が下がって凍り、凍結した水分がアスファルトの下で膨張する。気温が上がって氷が溶けると、アスファルトとその下の地層に空間ができ、アスファルトが沈下するというメカニズムらしい。

 Thunderstorms(雷雨)が頻発する春先はまだ無理だが、気温が上がって、気候も落ち着いてくると、市は24時間態勢で集中的にpotholeの修理に臨む。穴だらけの道を法定速度の時速50マイル(80キロ)や70マイル(113キロ)でぶっ飛ばされると非常に危険だからである。

 穴の修理が終わるころには、ようやく夏がやってくる。