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December , 2017
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ヌーヴォレコルト オークス馬だがマイラー寄りの血統構成

2015年5月14日(木)09時30分更新
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中山記念でロゴタイプ、イスラボニータの皐月賞馬2頭を相手に快勝したヌーヴォレコルトが、牝馬同士では負けられない。

 母のオメガスピリット(父スピニングワールド)は有田特別など全3勝を芝1200メートルで挙げたスプリンター。その半姉となるゴッドインチーフはエルフィンSに勝ち、ファンタジーSとチューリップ賞で2着。阪神3歳牝馬S(現阪神JF)3着、桜花賞4着とクラシック戦線で主役級の存在だったが、オークスで12着大敗を喫すると以後は不振に陥り、19戦して未勝利に終わった。

 昨年のホッカイドウ競馬の年度代表馬(2歳部門)で、クラシック第1弾・北斗盃を7馬身差で圧勝したオヤコダカはこのゴッドインチーフの孫となる。

 オメガスピリットはノーザンダンサーの3×4のクロスを持っているが、これは同じハーツクライ産駒のダービー馬ワンアンドオンリー(母ヴァーチュがノーザンダンサーの5×3)と同じ。基本的には晩成型のハーツクライ産駒が早期から活躍するためにはこうした配合がいいようだ。

 米国の名門ネイティヴストリート系で、そこに代々ミスタープロスペクター、ダンチヒ系チーフズクラウン、ヌレイエフ系スピニングワールド(愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞2回、BCマイル)と配合されてきたヌーヴォレコルト。マイラー寄りの血脈と言えるだけに、桜花賞以来となるマイル戦でも何の不安もない。(笹栗康昭)