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December , 2017
Friday


超芳醇!シンプルさが活きる熟成チーズのホットサンド~磨由子のグルメ散歩~

2015年5月16日(土)10時00分更新
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 チーズにも旬があるということを、かつて私はこの店の本店に教わった。例えば今なら、シェーブル(山羊乳のチーズ)が出回っていて、ヨーロッパではそれが季節を感じさせる光景であるらしい。

 麻布十番商店街の隅にある間口の狭いその店では、数々のチーズや自家製のチーズスイーツ、ジャム、ドライフルーツ、チーズ用の道具類などが並ぶなか、オーナーと縁のあるイラストレーターや画家の絵が壁を飾っていて、その様子はギャラリーさながら。シェーブルを少し買い、カウンターテーブルへ。評判を聞いていたチーズケーキに惹かれながら、数の少ない昼メニューの中からとりあえずホットサンドを注文した。

 並びにある老舗パン屋「サンモリッツ」のものだという食パンの表面は、しっかりとこんがり。2つにカットされた断面から顔を覗かせているのはハム、そしてチーズがややトロな感じで。トロ~リ感を重視せずにハードチーズのコンテを使っているところが専門店ならではかもしれない。

 ボリューム的には少々物足りない気もしつつ、かぶりついてみると、チーズの存在感がさすが!旨味が深く複雑で、香りもあって、最高のポテンシャルモノが良いばかりでなく、保存時の扱い方や食べ時に気を配っていると、チーズはこうもウマくなるのだ!と思わず心の中でプロフェッショナルな仕事に拍手。やはり熟成を感じさせるしっとりしたパンとの相性も抜群だった。

 日本におけるチーズ普及の黎明期を支えたチーズ専門店「フェルミエ」の麻布十番店「フロマージュカフェ・フェルミエ」は、夜ならカルボナーラやオニオンスープなど軽食以外の料理も用意がある。ブルーチーズのパスタは2種類からチーズを選べるというから、2人で行って両方を食べ比べてもみたいし、1人ならカウンターでワインを片手にじっくりとチーズを味わうのもオツだ。チーズを楽しめる数々のイベントも人気だそうで、食べ放題の日は特に見逃せない。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都港区元麻布3-11-3 03-6721-1377 東京メトロ南北線、都営大江戸線 麻布十番駅(P無) 「とろける コンテのホットサンドイッチ」 700円

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