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December , 2017
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グーグルマップ検索で黒人差別の俗語を入力すると米ホワイトハウスが…

2015年5月22日(金)02時43分更新
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問題のグーグルマップ検索画面

問題のグーグルマップ検索画面

 世界中で重宝されているグーグルマップに人種差別問題が起きている。同地図の検索で、黒人を蔑視する俗語「nigga(ニッガ)」に続けて「house(ハウス)」を入力すると、選択候補のトップに「white house(ホワイトハウス)」が現れるというのだ。

 「ホワイトハウス」はもちろん、米大統領府のこと。だが、文字通りの意味だと「白い(白人の)家」。これが米国初の黒人大統領であるオバマ氏が“主”になったことで、「ニッガハウス」という差別的な表現がネット上で蔓延しているのだ。

 この問題についてグーグル側は今週、「すべての原因はあなた方自身にある」と言い切った。つまり、「多くの利用者が頻繁に差別用語を入力するため、検索システムが勝手に“学習”してしまった結果だ」と説明した。

 グーグル社はこの問題を解決するための作業を近く始める方針だが「しばらく時間がかかる」としている。

 ちなみに公民権運動が広がった60年代米国では、白人の間で「nigger(ニガー)」という言葉が、黒人を侮蔑する最大級の差別言葉だった。ところが近年では、黒人同士が仲間内で自虐的に使うことがあり、発音が黒人独特のアクセントで「ニッガ」と聞こえるため、スラングとして、そう表記されるようになった。日本人は決して使ってはいけない単語だ。