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September , 2017
Sunday


夏野菜の本領発揮!採れたて「アスパラ刺」の爽やかさ~磨由子のグルメ散歩~

2015年5月23日(土)10時00分更新
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 下北沢で急に呑むことになった場合にまずあたってみるのが、安くておいしくて駅近なこの居酒屋だ。大人数でも早めの時間帯なら案外入れるので重宝している。店内の雰囲気はいつも明るく、忙しい時でも安定して店員の感じが良いのもポイントが高い。

 店の前にはいつも野菜を中心とした食材が山積みにされ、客引きをしている。今ならまるまると太った真っ赤なトマトがたらいに敷き詰められているのが目について、思わず手に取ってガブリとかぶりつきたくなってしまう。

 魚と野菜の料理が揃うメニューをひと眺めして、「アスパラ刺!」と注文。周りも「え、なにソレ?アスパラって生で食べられるの?」と興味津々の様子。そぎ切りにされた太めのグリーンアスパラは、ツマと大葉(と塩、マヨネーズ)を従えてやって来た。まさに刺身といった盛りつけだ。

 むっ、シャクシャクとした歯触りが最高!穂先、中ほど、根元をそれぞれつまんでみると、硬くて食べづらいようなところは全くない。アスパラ特有の青臭みも、茹でた時よりシャープで香りがある。なんとも瑞々しくて夏野菜らしい爽やかな一品だ。「とりあえず」頼んでしまうグリーンサラダよりも野菜メニューとして数段気がきいていると思う。野菜好きの私は何の苦もなくそのままで食べてしまったけれど、オリーブオイルと塩でもいいなぁ。

 国産だというこのアスパラは、特に生食用の品種ではないんだとか。店長いわく、「契約農家から直接仕入れていて新鮮だからなんですよ。」。確かに、空豆も採れたてなら生で食べられると聞いたことがある。入荷は不定期ながら、入るとすれば火曜か金曜になるとのこと。

 素材にこだわる「雷や」は、珍しくケータリングもしている料理自慢の居酒屋。名物は「牡蠣のガンガン焼き」で、殻つき牡蠣1キロが1200円の破格値。一斗缶で豪快にガンガン焼いた牡蠣から出た汁をダシにして作る雑炊も絶品だそうだ。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都世田谷区北沢2-19-13 03-3413-0452 京王井の頭線・小田急小田原線 下北沢駅(P無) 「生アスパラガスの刺身」 550円