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December , 2017
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〝ブレない心〟をもって西口プロレスをけん引するアントニオ小猪木

2015年5月27日(水)10時30分更新
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 長州小力と並ぶ「西口プロレス」の看板レスラー・アントニオ小猪木は常に「感謝の気持ち」「ブレない心」「素直な心」を忘れない。

 昨年11月、4年半の交際を経てはるみ夫人と結婚。伴侶を得た事で仕事に対する責任感が深まったという。

「妻に結婚する前、こう言われたのです。“男の人は一人前になったら、というけど、何を持って一人前なの? それをクリアしたら次の目標が出来て、新しい一人前が生まれる。結局、死ぬまで一人前にならない。単なる言い訳”と。この言葉で力が抜けました。実は萩本欽一さんから気になる言葉を頂いたのですが、妻のひと言で、その意味が分かった」

小猪木は開口一番こう語った。

 20代の一時期、欽ちゃん劇団に在籍していた小猪木。11年1月に行われた明治座の座長公演を観劇した際、萩本に挨拶した。その時、欽ちゃんから「奥さんはいるの? いない? まだまだだな」

とバッサリ。当時は何の事なのか理解出来なかったという。

「“(奥さんは)います”と言ったら“子どもはいるのか?”となり、子どもがいるのなら“弟子はいるのか?”になる。エンドレスなのです。萩本さんが言いたかった事は“生涯学習。謙虚な気持ちと向上心を持て”と言う事だった」(小猪木)

 事実、萩本は今年、駒澤大学仏教学部に70歳を超えて入学。小猪木に発した檄は自分自身へのハッパでもあった訳だ。

 当時は何の事なのか意味不明だった小猪木だが、はるみ夫人からの「何気ない一言」で覚醒。「一人前になるまで…」は単なる「逃げ口上」でしかないと気が付いたのだ。

 今年、44歳を迎える中年だが「ダチョウ倶楽部の上島竜平さんは50歳を過ぎても裸になっている。僕もまだ裸芸人を辞める気はありません」と今のスタイルを継続すると宣言。生涯現役と言う事か――。

「感謝の気持ち」「素直な心」を忘れず精進する小猪木。「ブレない心」でこれからも西口プロレスをけん引する。

 その小猪木が座右の銘にしている3つの言葉。実はこの言葉、大ベストセラーになっている『忍耐の法』(幸福の科学出版)のキーワードなのだ。

《「信念を曲げない」ということは、とても大事です。動機において間違いがなく、目指しているものにおいて間違いがないならば、苦難を耐え忍ばなければなりません。》

 なるほど、小猪木が活躍している背景には、こんな強い意志が働いていたのだ。