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November , 2017
Sunday


母系も多士済々のメジャータイフーン

2015年7月23日(木)10時15分更新
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早くも7頭が勝ち上がる“ロケットスタート”を見せ、2歳リーディングの首位を突っ走るダイワメジャー。函館2歳Sには3頭が登録してきたが、勝ちっぷりの良さでは4馬身ちぎったメジャータイフーンが一番か。母マザイ(父ファスリエフ)はアイルランド産馬で、日本ダービー、天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュの半姉となる。日本での最初の産駒モーントバーン(父アドマイヤムーン)は、ここまで4戦して勝ち星はない。祖母ムーンレディはGⅡ独セントレジャー、米GⅡロングアイランドHなど重賞4勝。エイシンフラッシュの半弟となるダノンムーンも2度にわたる長期休養がありながら、ここまで8戦4勝と能力の高さは見せている。また、曽祖母の産駒には独オークス2着、伊オークス3着のミッドナイトエンジェルがおり、4代母は独3歳牝馬チャンピオンに輝いたマヨリテート。マヨリテートからは独ダービー2着のマリナスが出ており、このラインはドイツの名牝系のひとつになっている。叔父となるエイシンフラッシュを始め、近親にはクラシックでの活躍馬も多く、成長力には不安のないメジャータイフーンだが、母の父がスピード型のファスリエフだけに、長い距離には疑問が残る。11、12年にはディープインパクトとの競り合いに敗れ、惜しいところで2歳リーディングの座を逃したダイワメジャー。ここはしっかりと賞金を加算して、ディープとの差を広げておきたいところだ。(笹栗康昭)