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August , 2017
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あっさり薄甘スープとつるしこ麺!台湾最大のチェーンで食す国民食~磨由子のグルメ散歩~

2015年7月25日(土)09時00分更新
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 赤坂界隈を歩くのはしばらくぶり。極限的な空腹を抱えながら、料理がサッと出て来る店を探していた。そのくせ、この辺りならではのものが食べたいという気持ちもあって、ひたすら続く放浪。そんな時にババーン!と目に飛び込んできたのは、派手なオレンジ色の目立つファーストフード風の店。

 大衆的な台湾料理の店か、なるほどね。「牛肉麺」と書いてニューロウメンと読む汁麺が売りのようだ。でも、薬膳しお味も気になるし、煮込んだ豚ロース肉の厚切りを乗せた「ロース飯」を一気にかき込むのいい。

 ラストオーダー間近だったので、とっさに「牛肉麺」と、量的に少し物足りない気がしたので「台湾風オムレツ」を注文。オムレツは夜限定だそうで、他にも、「青葉の豚ミンチかけ」、「ブラックペッパーをきかせた鶏のからあげ」など、ツマミにもなるリーズナブルな夜限定メニューが色々とあった。軽く一杯ひっかけたい時にも使えそうだ。

 「牛肉麺」の麺は中太で幅広。コシのあるつるしこ食感。汁はアッサリした醤油ベース。クリアな旨味が感じられ、ほんのり甘味が感じられる。一口大の角切り豚肉が数切れ乗っていて、こちらもアッサリとした味つけながら、八角が香るところが台湾風だ。ヘビーでないところが遅い時間とか暑い時期にはもってこいだなぁ、と思いつつ、麺をすすりこんだ。好みに合わせて、無料の炒め高菜と自家製辛味だれをかけるのもいいだろう。

 「台湾風オムレツ」は洋風オムレツともスペイン風とも全く違う一品。形はまんまる、ふわふわしていて、塩気が強め。切干大根とネギが入っていて、台湾の家庭料理の代表選手だという。

 ここ「三商巧福(サンショウコウフク)」は、台湾の大衆食である牛肉麺を食べさせる同国最大のファーストフードチェーンなんだそう。シンプルなメニューが多いながら、丁寧に作られているのがわかる。喫煙所つきで営業時間も23時まで延長したそうだから、常連も少なくなさそうだ。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都港区赤坂3-12-11 03-3588-8733 東京メトロ千代田線 赤坂駅(P無) 「牛肉麺」 630円