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January , 2018
Wednesday


役にたたない英語おせーたる(89)不動産投資

2015年8月8日(土)09時00分更新
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 パートナーがreal estate investment(不動産投資)に片足を突っ込んでいる関係で、付き合いでproperties(物件)を見ることがある。私は冷やかしだが、パートナーは真剣。

 安いpropertiesを購入し、rental(賃貸物件)にしてunearned income(不労所得)を稼ぐのである。投資した費用を3~5年で回収し、それ以降の家賃収入はまるまるnet profit(純利益)というのが理想らしい。

 安い物件は得てしてガラのよろしくないところにあるものだ。パートナーが投資目的に見て回る物件のあるところは、道路が荒れていて、ポンコツの車が停まっていて、芝生が伸び放題という悪条件が多い。

 先日も5軒ばかり見に行ったのだが、1軒はcondominium(分譲マンション)で、これはまずまずだった。管理会社がきちんと敷地や外観を管理しているようで、建物自体は古いが、悪くはない。駐車場に停まっている車もいたって普通。ドアの色が違ったり(笑)、窓が割れているわけではない。恐らく、築年数と、線路と大通りが近くを走っているから安いのだろう。

 残りの4軒は全滅。どれも古いsingle-family free-standing house(一戸建)で、よろしくないneighborhood(地域)にあった。”No wonder, it’s cheap.”(道理で安いわけだ)と一目で納得する。

 “I don’t like neighborhoods where houses have iron-barred doors.”(鉄格子のドアが付いてる家があるようなとこはあかん)というのが、不動産ド素人の私の意見だ。”It is better here. They don’t have iron-barred windows.”(ここはマシだよ。窓に鉄格子が入ってないからね)とパートナー。ドアや窓にIron-barred(鉄格子)が入っているのは、violent crime(暴力犯罪)が多いことの表れである。

 また、こうしたneighborhoodsで必ず、窓をビニールだかアルミのシートかなんだかで密封している家を見かける。パートナーには偏見と笑われるが、”That must be a meth lab!”(あれはメスラボに違いない!)と思ってしまうのである。Meth labというのは、メタンフェタミン(覚せい剤)の密造所のこと。テレビドラマ「Breaking Bad (ブレイキング・バッド)」で描かれていたmeth labは、まさにそんな感じだった。

 安いからと言って、ガラの悪い地域に賃貸物件を構えるのは得策ではない。それなりの人が集まってくるからだ。収入の安定しないrenter(借家人)や素行の悪い人が入って、家賃を踏み倒されたり、壊されたりしたら目も当てられない。

 Property tour(物件めぐり)を終えて、帰路について気付いたのだが、よろしくない地域からhighway(幹線道路)をはさんで反対側にはupper middle class(中流上層階級)の地域が広がっていた。目と鼻の先である。階級差を目の当たりにして、非常に切ない気持ちになったのでした・・・。