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November , 2017
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レオとスコセッシ監督の名コンビ 次作は米犯罪史上最初の連続殺人鬼描く

2015年8月12日(水)02時56分更新
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名作を作り続けるレオとスコセッシ監督(@parcinema/instagram)

名作を作り続けるレオとスコセッシ監督(@parcinema/instagram)

 レオナルド・ディカプリオ(40)が巨匠マーティン・スコセッシ監督(72)とまたタッグを組む。レオが挑むのは、英国の“切り裂きジャック”と並び、世界の犯罪史上に悪名を残したH・H・ホームズ。生涯で200人以上を殺害したとも言われる、19世紀に実在した“米犯罪史上最初の連続殺人犯”だ。

 映画のタイトルは「ザ・デビル・イン・ザ・ホワイトシティー」(原題)。米ジャーナリスト、エリック・ラーソン(61)による同名のノンフィクション本「ザ・デビル・イン・ザ・ホワイト・シティー(邦題『悪魔と博覧会』)」を原作に、スコセッシ監督がメガホンを取る。

 殺人鬼ホームズの本名はハーマン・ウェブスター・マジェット。1860年、ニューハンプシャー州で郵便局長の息子として生まれ、18歳で資産家の娘と結婚。その財力で医師免許を取ると、妻を捨て、ニューヨークで開業医となる。

 だが、保険金詐欺未遂を引き起こし、逃げるようにしてシカゴに移住。その頃から「H・H・ホームズ」の偽名を使い始める。同市では資産家女性が経営する薬局を乗っ取り、大金持ちに。女性は行方不明となり、ホームズが殺害した可能性が高いとされる。

 遺産を引き継いだホームズは、薬局から通りをはさんだ土地に豪華ホテルを建設すると、2年後に開催された1893年のシカゴ万博開催により大繁盛。ところが、宿泊客が失踪する怪事件が続発する。

 ホームズの犯罪が発覚するきっかけとなったのは、ホテル設計者とその家族3人に生命保険をかけ、殺害したこと。地元で大金持ちとして知られる男の犯罪は、大事件となったが、それは驚くべき連続殺人が明らかになる、単なる序章にすぎなかった…。

 実は03年に「ザ・デビル・イン・ザ・ホワイトシティー」が出版された直後、米俳優トム・クルーズ(53)が映画化権を取得。ところが、映画製作が進まなかったことから「ぜひホームズを演じたい」と意欲満々のレオが10年になって同権を買い取る意志を表明。ハリウッドの映画製作会社間で交渉が行われた末、レオの意向を受けたパラマウントが、トム側から映画化権を再取得した。

 レオとスコセッシ監督といえば、2014年に米アカデミー賞主演男優賞候補作品となった大ヒット映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でコンビを組んだばかり。それ以前も2人は「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02年)や「アビエイター」(04年)、米アカデミー賞作品賞や監督賞を獲得した「ディパーテッド」(06年)という名作を生み出している。今回もまた、楽しみな作品になることは間違いなさそうだ。

H・H・ホームズ

H・H・ホームズ