22
July , 2018
Sunday


アルマディヴァン 父メジロベイリー人気回復の起爆剤に

2015年8月13日(木)09時22分更新
Pocket

アルマディヴァンは昨年までは、やや勝ちみに遅いところが見られたが、今年に入って1000万下特別を勝つと、昇級2戦目で準オープンも卒業。ヴィクトリアマイルこそGⅠの厚い壁に阻まれて15着に大敗したが、中京記念では2着と善戦。上昇ぶりは目覚ましいものがある。父のメジロベイリーはメジロ牧場の生産馬には珍しく、サンデーサイレンスの産駒。半兄には春の天皇賞を勝ったメジロブライトがいる。未勝利勝ち後の朝日杯3歳Sを制し、この年のJRA賞・最優秀3歳牡馬に選出された。しかし、その後は度重なる脚部不安に悩まされ、2戦しただけで引退。地方では2頭の重賞勝ち馬を出しているが、まだJRAで重賞を勝った産駒はいない。母のゲームコンパイラ(父メジロライアン)は98年のセレクトセールで1600万円という値で取引されたが、わずか1戦で引退。これまでの代表産駒には八雲特別など3勝のポケッタブルゲームがいる。祖母ストロークトは米5勝馬で、その産駒にはエルフィンSに勝ち、紅梅賞で2着したアロームがいる。このアロームはエリザベス女王杯を勝ったレインボーダリアの母となっている。11年からは4年連続して種付け頭数が1桁と人気を落としているメジロベイリー。アルマディヴァンを筆頭とする44頭の産駒が誕生した現5歳世代の活躍が人気回復の鍵となる。(笹栗康昭)