25
May , 2018
Friday


ビッグアーサー 潜在能力十分!!母はエルコンドルパサーと同じ組み合わせ

2015年8月20日(木)09時30分更新
Pocket

2011年4月30日に心不全のため急死した種牡馬サクラバクシンオー。残された産駒は少なくなったものの、ベルカントが先日のアイビスSDを制するなど短距離戦では、まだまだ存在感を見せつけている。北九州記念には、そのベルカントのほかにも注目の産駒が出走する。ここまで5戦5勝と無敗の快進撃を続けるビッグアーサーだ。母シヤボナ、祖母レリッシュとも競走実績は乏しく、ビッグアーサーの半兄となるブロードスター(父メイショウボーラー)も準オープンに入ってからの成績は頭打ち。近年目立つ母系とは言えなかったが、潜在パワーは十分だ。曽祖母ルロワは米GⅠサンタアナH、同サンタバーバラHなど3重賞を制した活躍馬。孫に東海桜花賞、名港盃など東海で11勝を挙げ、交流重賞かきつばた記念で3着したメモリーベイツ、ききょうS3着、デイリー杯2歳S5着のラブグランデーがいる。さらに4代母ルスクースは仏オークス、ペネロープ賞、ノネット賞に勝ち、メジロムサシが出走した1972年の凱旋門賞ではサンサンの2着となった名牝だ。シヤボナは英5戦0勝、2着2回と競走成績は凡庸ながら、血統的にはキングマンボ×サドラーズウェルズで、名牝スペシャルの4×4のクロスを持つ。これはエルコンドルパサーと同じ組み合わせで、底力は十分だ。GⅠ2勝馬グランプリボスの種牡馬入りで父系存続はしばらく安泰だが、後継種牡馬は多いに越したことはない。ビッグアーサーにとっては、今後を占う大事な一戦となる。(笹栗康昭)