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November , 2017
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インパクト最強メニュー!イギリス人が愛してやまない独特すぎる「スコッチハギス」~磨由子のグルメ散歩~

2015年8月22日(土)09時00分更新
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 久々に会う顔がいくつもあり、乾杯の声も高らかにランチはスタートした。スタンダードな南フランス料理の数々に加え、「伊勢産カツオとグレープフルーツのマリネ」、昨年に紹介した夏メニュー「スモークヤマメ(昨年は鮎)とアプリコットのテリーヌ 胡瓜と青梅のソース」など、店のオリジナルも次々と注文。

 そして、この日は非常に珍しいものを食べもした。名を「スコッチハギス」という。もとはスコットランド料理であるものの、イギリスで愛される料理としてあげられることもよくあるようだ。

 時折お目見えするというこのメニューは、日本では英国風パブにたまにあるくらいで滅多には見られない。それも缶詰だと聞くから、きちんと作られたものには、まずお目にかかれないはず。知る人ぞ知る珍品なのだ。

 ココで見たソレは、羊の胃袋が丸ごと皿にドスン!十字に入った切れ目から覗くのは謎の黒いミンチ肉。羊のハツ、レバー、腎臓などのモツ類にローズマリーやエシャロット、黒コショウなどを混ぜ合わせたものなんだとか。十字部分を蛸糸で縫い合わせてボイルし、皿に乗せてから糸を抜いたのがコレ。グロテスクに思う人もいそうだ。

 珍品たる所以は見た目ばかりではなく、味にもある。類を見ない独特な臭みがなかなかに強力で、腎臓が入っているからだという。「クルね~!」と盛り上がりつつ、私たちはワイワイと食べ切ってしまったけれど、量をイケる人は少ないだろう。もしチャレンジ精神に火がついた人がいたなら、忠告しておきたい。注文したら覚悟してください、もう後戻りはできないと・・・。

 この日、実は会食の参加者以外にも懐かしいメンツが。「ブション・プロヴァンサル」のサービスの女性、Kさんだ。凛とした美人で、頭の回転が速く、気働きも素晴らしい。私はサービスマン(ウーマン)の中で断トツに信頼を置いている。担当が夜から昼に移ってしまったためにかなりご無沙汰していたので、この再会もとてもうれしかった。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都目黒区中目黒3-12-19幸來路ビル2F 03-6452-4709 東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅(P無) 「スコッチハギス」 2800円