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July , 2018
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ペルソナリテ ステイ産駒3頭の中で一歩リード牝馬クラシックへの可能性も期待

2015年8月27日(木)09時27分更新
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今年最初の2歳重賞・函館2歳Sをブランボヌールで制したディープインパクト産駒が、この新潟2歳Sにはいない。それに対し、同じサンデーサイレンスの後継種牡馬ステイゴールドが有力馬3頭を送り込んでくる。よく知られているようにステイゴールドは激しい気性を持っていた。繊細なところのある牝馬は余計に気性面の影響を受けやすいせいか、GⅠ馬が5頭も出た牡馬に比べ、大物が出なかった。しかし、13年に現4歳のレッドリヴェールが阪神JFを勝つと、今年の3歳勢ではココロノアイ、キャットコインがクラシックを沸かせるなど、最近は牝馬の活躍も目立ってきた。さらにステイゴールドは、今年の2歳リーディングサイアーでは現在4位と好スタートを切っているが、勝ち上がった5頭は、ここに登録のある3頭を含めて全てが牝馬と、ここにきてやや様相が変わりつつある。その3頭の中で一歩リードしているのが、産駒の中で、また出走予定馬の中で唯一の2勝馬であるペルソナリテだ。母のマイネアルデュールはアドマイヤコジーン産駒らしい軽快なスピード馬で、芝の1200メートル戦を3勝。祖母のコスモハーティネスはダート1勝で、同馬の母マキノハタこそダートオープンクラスで活躍したが、母系のボトルラインは確かに、いまひとつ弱い。ただ、祖母コスモハーティネスの父タイトスポットは、ナカヤマフェスタの母の父に、フェノーメノにもタイトスポットの父であるヒズマジェスティの血が入っているように、同産駒の大物との重要な共通点(配合)であることは見逃せない。ペルソナリテの新潟2歳Sでの好走はもちろん、初の牝馬クラシックへの可能性まで期待できる素質馬であることは間違いない。 (笹栗康昭)