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鮎&スイカ!?子羊&コンポタ!?理解困難でも現代風スペイン料理は未知なる美味との遭遇~磨由子のグルメ散歩~

2015年9月5日(土)09時01分更新
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 3月に訪れたカジュアルなモダンスパニッシュの店を再訪することができた。前回はランチでスペインサンドにかぶりつくのみだったのだけれど、実は気になっていた黒板メニューに並ぶ個性的な料理名の数々。それからはや5ヵ月、今回は念願のガッツリディナーだ。

 諸先輩方は「料理は任せる」と宣言してビールを注文、私はシードルを。シードルと言えばフランスと思っていたけれど、スペイン産のコレは、やけに厚みのあるキメ細かな泡立ちが特徴的で、立ち上る炭酸も繊細で全体的に上品。色はうっすらと黄色みがかっていて、甘口ながらスッキリした飲み口だから、サイダー感覚でグビグビッ。

 アンチョビをつまんだ後、待ちかねた最初の創作料理「鮎のコンフィタードとスイカのガスパチョ」が。朱色をしたスイカの冷たいスープに浸った鮎の揚げ焼きと少々のサラダ。皿を前にしてもイマイチ味が想像できない、謎めいたこの一品。食べてみると、いやいや、二者のコンビネーションはナイスの一言!

 続く「子羊のモルーノと焼きとうもろこしのポタヘ(ポタージュ)」は、一口大のラム肉と、表面にしっかり焼き目をつけたトウモロコシを、これまたスープをソースにして食べるようになっている。肉は柔らか~く、トウモロコシの香ばしさとクリーミーな食感ともたまらなく合っていて、目を細めずにはいられない。

 どれもシェアを前提に3人で1皿の注文をしたので、割り当ては2、3口ずつくらい。「ちょっとだね」とじっくり味わったなかでも、ラムのおいしさには「ヤバイ!もっと食べたい!」と全員で悶絶。時間的な問題で追加を断念したけれど、次回は1人1皿にしようと思う。

 絶品料理をリーズナブルに楽しめる「フェルミンチョボカ」。これほど充実した創作料理が楽しめるバルは他にないだろう。手がかかっている分、料理が遅めなことがあるのが玉にキズだけれど、それでも魅力にハマッてしまった。早くまた行かなくては!

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー1F 03-6426-5760 東京メトロ南北線 六本木一丁目駅(P無) 「子羊のモルーノと焼きとうもろこしのポタヘ」 780円