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December , 2017
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ヤングマンパワー 日本でも開花した〝豪州産〟の血

2015年9月10日(木)09時38分更新
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アーリントンCを勝った時には低評価だったヤングマンパワーだが、NHKマイルCでは0秒4差6着、古馬相手の関屋記念でも0秒2差3着と、世代トップクラスの力があるところは見せている。父スニッツェルはオーストラリアのチャンピオンサイアー・リダウツチョイスの後継種牡馬。2013/14年シーズンの豪種牡馬ランキングでは、リダウツチョイスが3度目の王座に就き、スニッツェルが2位に躍進。父子でワンツーを決めている。日本では2回シャトル供用されており(現7歳世代と3歳世代)、ヤングマンパワーが初の重賞勝ち馬となる。オーストラリアGⅠオークリープレート(芝1100メートル)を勝った自身同様、産駒にはスプリンターが多いが、中には2040メートルのGⅠコックスプレートを勝ったシャムスアワードのような馬もいる。このあたりはデインヒル系特有の距離の融通性がある。一方、母スナップショット(父サンデーサイレンス)は中央2勝、地方2勝。祖母ルフィーラが米国からの輸入繁殖で、産駒にはクリスマスキャロルHなど6勝を挙げ、小倉大賞典2着のユウワンプラテクトがいる。チャレンジC2着、東京新聞杯3着など1600~1800メートルの重賞で活躍中のリダウツチョイス産駒のフルーキーとは母の父が同じで、祖母の父がヌレイエフ系と血統構成がよく似ているヤングマンパワー。18キロ増を使われて状態アップとなれば、重賞2勝目は目前だ。 (笹栗康昭)