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July , 2018
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パリパリ&サクサクの甘い誘惑!パリで人気の超高級こだわりスイーツパン~磨由子のグルメ散歩~

2015年10月10日(土)09時00分更新
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 フランスの有名グルメガイドでベストブーランジェ(パン屋)に認定されたことのあるパン屋がオープンした。2階は女性に人気の国内アパレルブランド、1階にはパン屋とともにオシャレ花屋。まあ要するに、ビル全体ひっくるめてオッシャレ~なのである。

 右半分がパン屋という造り。白と木目を基調とした内装のなか、厨房が見えるようになっていて、手前のスペースでは生地をこねたり成形したりしている。奥には窯があり、焼くのはこちらでの仕事らしい。

 厨房スペースに挟まれた販売ブースには、横一列にサクサク皮の甘いパンが並ぶ。エスカルゴと名乗るうず潮のようなグルグル巻きデニッシュが数種、クロワッサンやカスタードを乗せて焼いたニフレットという小さめのパイなど。

 と、ここまで冷静に店を紹介しているけれど、実は冷静ではいられないほどココのパンは高い。なんせ、クロワッサンが1つ450円、エスカルゴはなんと690円、790円のものまで!下手すればランチをしてオツリが来てしまうではないか・・・。どうせいくつも買えないならばリッチなものがよかろうとデニッシュを品定めしていると、「マンゴー・バニラとチョコ・ピスタチオが人気です」と言う。

 そこで、思い切って後者を1つ購入。ドリンクも買える3階のテラスで席を取り、ガブリと一口。「サクッ、パリパリ!」が軽やかに前歯に響く。ブワッと芳醇なバターが香るのに、特有の脂臭さは残らない。この質感、この香り。上質なバターたっぷりなのがわかる。とにかく材料にこだわっていて、小麦粉は北海道産、バターはパリの店でも使っている高級な発酵バターと言うのにも納得。巻き込まれたピスタチオペーストのほど良いコクとチョコレートの存在感も良いアクセントだ。

 日常的なおやつには向かずとも、大切な人に食べさせたり、いわゆる「自分へのご褒美」にほど良さそうな「リチュエル パー クリストフ・ヴァスール」のパン。多少のインターバルを置いてまた行ってみてしまいそうだ。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都目黒区自由が丘2-9-17 03-5731-8041 東急東横線・大井町線 自由が丘駅(P無) 「エスカルゴ ショコラ・ピスターシュ」 690円