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May , 2018
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イラプト 日本向き伸び盛り3歳の成長力に期待

2015年11月26日(木)09時22分更新
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今年は4頭の外国馬が参戦するジャパンC。4頭すべてが今年のGⅠを勝っており、なかなか生きのいいメンバーが揃った。中ではデビューから4連勝でGⅠパリ大賞を制し、強敵相手の凱旋門賞で5着と健闘したイラプトが、血統的にも日本向きに思われる。父ドバウィは、ドバイワールドCなど10戦9勝の戦績を残し大きな期待をかけられて種牡馬入りしながら、わずか1世代の産駒だけを残して急死したドバイミレニアムの産駒。自身も愛2000ギニーなどGⅠ3勝を挙げた。種牡馬としても、初年度産駒から9頭ものGⅠ馬を送り出す華々しいデビューとなった。そのうちの1頭が日本でもおなじみのラッキーナイン(香港スプリント他)だ。今年もニューベイ(仏ダービー)、ポストポンド(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS)、アラビアンクイーン(英インターナショナルS)と欧州中長距離部門で大活躍している。一方、母マーレノストルムは仏GⅢヴァントー賞の勝ち馬で、仏GⅠサンタラリ賞2着、同ヴェルメイユ賞3着。母の半姉となるオーブアンディアンヌは米GⅠイエローリボン招待Sを勝っている。オーブアンディアンヌは繁殖として輸入され、デイリー杯2歳S3着で、名古屋の重賞・東海桜花賞を勝ったマルカハンニバルを産んでいる。4代母ファンフルリューシュは米3歳牝馬チャンピオンという世界的名牝系で、母の父も日本での実績十分のカーリアン。伸び盛りの3歳馬イラプトの成長力にかけてみる手はある。 (笹栗康昭)