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ウムブルフ 重厚なドイツ血統とディープインパクト産駒成功パターン

2016年1月14日(木)09時23分更新
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昨年の2冠馬ドゥラメンテを出した東の名門・堀キュウ舎が京成杯に送り込むのがウムブルフだ。新馬、2戦目ともに2着と勝ち切れなかったが、前走の未勝利戦では2着馬に4馬身差をつける圧勝で、モノの違いを見せつけた。父はディープインパクト、母は独GⅢ3着のウミラージという血統。母の父モンズーンはオイロパ賞連覇など12勝を挙げ、ドイツの年度代表馬にも輝いた名馬。ちなみに、引退レースとなったアラルポカル(6着)の勝ち馬が、ディープインパクトの母ウインドインハーヘアである。種牡馬としてもノヴェリスト(キングジョージ)、シロッコ(BCターフ)、マンデュロ(プリンスオブウェールズS)などを輩出し、独リーディングサイアーに3回輝いている。日本での産駒には11年のオークスで2着となったピュアブリーゼがいる。祖母ウンガリンの全兄には、ドイツ賞(2回)、ミラノ大賞、エールドガス大賞とGⅠ4勝で、エルコンドルパサーが勝った98年のジャパンCにも出走(12着)したウンガロがいる。母系は重厚なドイツ血統の塊ながら、ディープインパクト産駒の成功パターンであるリファールのクロス(4×4)はしっかりと押さえてあるウムブルフ。半兄ヴォルケンクラッツは父が砂巧者も出すマンハッタンカフェということでダートで3勝を挙げているが、こちらはやはりクラシックディスタンスでの活躍が期待される。 (笹栗康昭)