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December , 2017
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人種問題で大揺れのハリウッドに新たな波紋!マイコー役に白人俳優を起用

2016年1月30日(土)09時00分更新
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米芸能ニュース番組「ET」でインタビューに答えるファインズ(ユーチューブから)

米芸能ニュース番組「ET」でインタビューに答えるファインズ(ユーチューブから)

 米アカデミー賞ノミネートで監督賞や主演男優賞、主演女優賞など主要部門が、今年も全て白人だったことから、黒人のスパイク・リー監督や俳優のウィル・スミスらが来月28日に予定されている授賞式ボイコットを表明。人種問題に発展したハリウッドに今週、火に油をそそぐようなニュースが飛び込んできた。コメディー映画の制作発表で、“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの役を白人が演じることになったというのだ。

 問題の作品は英衛星放送局「スカイ・アーツ」が制作するコメディータッチのテレビ映画で、タイトルは「エリザベス、マイケルそしてマーロン」(原題)。2001年9月11日の同時多発テロ発生直後、ニューヨークで公演中だったマイケルが、家族ぐるみの付き合いだった米女優エリザベス・テイラーと同俳優マーロン・ブランドを連れて車で同市を脱出し、オハイオ州に向かうという逸話をもとにしたストーリーだ。

 そのマイケル役に抜擢されたのが「恋におちたシェイクスピア」の英俳優ジョセフ・ファインズ(45)。同局は作品について「実際の出来事を取り入れた心温まるコメディー」とした上で、ファインズの起用に触れ「プロデューサーたちには多様性という枠組みの中で、自由に俳優を起用する裁量を与えた」と説明した。

 当のファインズは米芸能ニュース番組「エンターテイメント・トゥナイト」(ET)のインタビューに「(配役について)僕もみんなと同じくらい驚いた」とコメント。01年当時、マイケルが病気で肌が白くなっていたことに言及し「自分の肌の色が当時のマイケルの肌の色に近い」と指摘した。

 だが、白人がマイケルを演じることに黒人社会からはすでに反発が――。アドベンチャー映画「ダレン・シャン」(09年)で渡辺謙と共演した黒人俳優オーランド・ジョーンズ(47)は「(黒人の女優が)エリザベス・テイラーを演じるなら、(白人の)マイケル役を支持する」と皮肉たっぷりの発言。

 ツイッターなどでは「ファインズがマイケル役なら、次はデンゼル・ワシントンがプレスリーを演じるべき」「次はトム・クルーズがモハメド・アリを演じるのか?」「業界に人種問題が根深く残っていることの表れ」などと同局の配役を批判。波紋は広がっている。