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December , 2017
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役にたたない英語おせーたる(115)シャワートイレ

2016年2月20日(土)09時00分更新
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 初めて日本を訪れたパートナーが感動したのは、日本のトイレ。いまや公衆トイレでさえ、シャワートイレが設置されている。世界中でシャワートイレの代名詞となったTOTOの商品「ウォッシュレット」は、wash(洗う)とtoilet(トイレ)を合わせた造語の和製英語だ。

 そんな日本では、どこのトイレも基本的にきれいだし、シートは温かいし、お尻は洗ってくれるし、言うことなし。

 ”Bidet feels so good. We need one at home!”(ビデ、すごく気持ちいい。家にも買おう!)なんて大乗り気だ。あれ、でも、bidet(ビデ)って、女の人のあそこを洗う機能じゃなかったっけ? “Bidet is for women, isn’t it? You know there’s another button to wash your butt?”(ビデって女の人用でしょ? お尻を洗うスイッチもあるの、知ってるよね?)と聞いたら、”I tried both. They hit the same target.”(両方試した。洗浄する場所は同じだよ)とのこと。”You can also move the nozzle back and forth if you like.”(ノズルを前後に動かすこともできるわよ)と助言しておいた。

 日本のトイレに感動するのは、なにも彼ばかりではないようだ。中国人観光客の間でも大人気で「爆買い(shopping spree)」の対象だ。また、日本を訪れたことのある米国人の間でも、日本のトイレのきれいさは有名で、”Japanese toilets are awesome. Even at airports, toilets are clean. Every toilet has washing function.”(日本のトイレはすごい。空港でさえ、トイレがきれいだし、どのトイレにも洗浄機能が付いてる)なんて言う。

 日本滞在中、田舎にドライブに出かけた。帰りがけ、”I’m going to use the restroom.”(トイレに行ってくる)と言って、公衆トイレに消えたパートナー。外で待っていると、出てくるなり、”You know what I saw?!”(すごいもの見ちゃった)。”What?”(何見たの?)。”Squat toilet!”(しゃがむトイレ!)。ああ、和式トイレのことか。”That’s a traditional type of toilet in Japan.”(日本の昔のトイレだよ)と言うと、”How can you read a magazine while squatting like that?!”(あんなふうにしゃがんだら、どうやって雑誌読むんだよ)だって。”Just concentrate on pooping.”(うんちに集中するのみ)。

 和式トイレにはかなりショックを受けたようで、”Do you think I may take photos?”(写真撮っていいと思う?)。”If no one is there, I think you may.”(だれもいなきゃ、いいんじゃない)と言ったら、そそくさとトイレに戻り、何枚か写真を撮ったようだ。

 ”You came a long way from there to fancy electric toilet. What an evolution! From an extreme to another extreme.”(あそこから豪華な電気トイレまで長い道のりを来たんだね。究極から別の究極まで、すごい進化だ!)。ははは、確かに飛躍だわ。