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October , 2017
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佐藤直史のUFO「オヤジ交遊録」 第1回 森次晃嗣さんの巻

2016年3月3日(木)05時00分更新
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〝UFOオヤジ〟佐藤社長(左)とモロボシ・ダンを演じた森次

今年はウルトラマン生誕50周年!モロボシ・ダンを直撃

SNS上でUFO写真をなど、いわゆる「面白写真」を投稿して、フォロワーから「UFOオヤジ」として人気を集めている幸福の科学出版・佐藤直史社長が話題の芸能人・著名人と対談する連載企画「UFOオヤジ交遊録」がスタートする。記念すべき第1回目のゲストは、ウルトラセブンでモロボシ・ダンを演じた俳優の森次晃嗣だ。ウルトラマン誕生50周年から、昨年末発売されたベストセラー「正義の法」(幸福の科学出版)まで、熱いトークが繰り広げられた。

ウルトラマンセブンの「正義の定義」とは?

佐藤直史(以下・佐藤) 弊社は昨年末に「正義の法」という書籍を発刊しました。これは今程、正義が問われている時代はないことを訴えた本です。世界中で自分が正しいと言い合って戦争が起こっている現状を憂いています。どちらが善か悪かではなく、両方とも理解し合って共存共栄の道を図れないかということを主張しているのですが、そこで最初に頭に浮かんだのがウルトラセブンでした。私は57歳なのでウルトラ世代。リアルタイムでセブンを見ていましたから。「地球人とセブン側が善で宇宙人や怪獣が悪である」という描かれ方ではないですね。

 森次晃嗣(以下、森次) 今の時代には合っていると思いますよ。ただ、正義の定義は難しいですよね。「正義とは何か」といわれても答えられない。どこからどこまでが正義なのか。「宇宙人につくのか、人間につくのか」という中で生きてきたのがモロボシ・ダン。「宇宙人の気持ちも分かる。でもそれは100%ではない」…宇宙人と地球人の狭間に立って「何とかならないかなあ」と苦悩するのがセブンの世界観ですね。

 佐藤 印象的だったのが海底人・ノンマルトの回です。海底に住んでいるノンマルトは地球人よりも先に地球で生活していました。ところが後から地球にやってきた我々に追い出されてしまいます。地球人からすると善は我々にありますが、先住者としては全く逆の考え方になる。セブンは各場面で「正義とは何か?」を視聴者に投げかけていたと思います。とても深い!

 森次 ノンマルトの回は学校の教材にも使用されたそうですね。実際に番組を生徒に観賞させて、「どちらに正義があるのか」を各人に問わせたという道徳的な授業。セブンは社会に問題提起をする真面目な番組でした。

 佐藤 超兵器R1号、ギエロン星獣が出てくる回はモロボシ・ダンの表情が暗くて私は物語に入っていけませんでした。内容は善と悪。母星や母国を守るためには武装するのは大事ですが、そこに開発競争もあって…。まさに地球が抱えている問題そのもの。その時、ダンが語った言葉が今でも忘れられません。

 森次「それは、血を吐きながら続ける悲しいマラソンだ」。当時は冷戦やベトナム戦争の真っただ中。核抑止による軍備拡張を風刺した名セリフです。ウルトラセブンは当時から地球が抱える問題を意識していて、21世紀の現在を意識したテーマもありましたね。

 ウルトラマン誕生50年。今年は「正義とは何か」がキーワードになりそうだ。