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October , 2017
Saturday


キタサンブラック 菊花賞馬だがやはり最適は中距離

2016年3月31日(木)09時18分更新
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高松宮記念はビッグアーサーが重賞初制覇をGⅠで飾り、新たな短距離王者に名乗りを上げた。父サクラバクシンオーにとっては2002年のショウナンカンプ以来の高松宮記念制覇となった。このサクラバクシンオーを母の父に持つため距離不安がささやかれながら、見事に菊花賞を手にしたのがキタサンブラックだ。続く有馬記念でも古馬相手に3着と健闘し、スタミナ面に不安がないところを見せつけた。父ブラックタイドはディープインパクトの全兄で、現6歳世代が初年度産駒。テイエムイナズマ、タガノエスプレッソ(ともにデイリー杯2歳S)、マイネルフロスト(毎日杯、ダービー3着)と4世代で4頭の重賞勝ち馬を出している。昨年は日高地区けい養種牡馬ではトップとなる194頭に種付け。その種付け料も初供用時の50万円から今年は300万円に大幅アップとなった。母シュガーハートは不出走馬。キタサンブラックの1歳兄になるショウナンバッハ(父ステイゴールド)はノベンバーSなど芝2000~2200メートルで現4勝を挙げている。祖母オトメゴコロは米GⅠスーパーダービー3着のシーズティジーの半妹で、4代母ティズナは3つのGⅠを含め、米重賞を8勝したチリ産の名牝だ。キタサンブラックのスタミナはこの牝系から伝えられたものか。今回はキタサンブラックにとって最も適していると思われる中距離戦。好勝負は必至だ。 (笹栗康昭)