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August , 2017
Friday


米国南部の州で可決した〝反ゲイ〟法案に抗議し、ロック歌手らが公演中止

2016年4月12日(火)03時13分更新
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ミシシッピ州の新法に抗議したアダムス(@bryanadams/instagram)

ミシシッピ州の新法に抗議したアダムス(@bryanadams/instagram)

「ゲイの人たちなどへの人権を侵害する」として批判を集めていた法案が通過した米国・南部の州に抗議する形で、カナダ出身の人気ロック歌手ブライアン・アダムス(56)が14日にミシシッピ州ビロクシで予定されていた公演を中止した。

 同州の新法は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の人たちに対し、レストランなどの事業主が“宗教上の理由”で拒否できるというもの。

 アダムスは「LGBTの人たちが、ミシシッピ州で(合法的に)差別を受けるということが理解できない」と自身のウェブサイトで記し「特定の人たちが性的嗜好により、人権を侵害されるような州で公演を行うことは良心の呵責を覚える」とコメント。ファンの理解を求めた。

 アダムス以外にも、米ロック界の大御所歌ブルース・スプリングスティーン(66)とEストリート・バンドが10日にノースカロライナ州シャーロットで予定されていた公演を取り止めた。ミシシッピ同様、同州もLGBTの人たちの権利を制限する法案を可決している。

 公演中止にあたり、スプリングスティーンは「世の中にはロックコンサートより大切なものがある。私が今、この文章を書いている間も行われている先入観や偏見との闘いもその一つだ。時代を逆行させる者たちに私が対抗するには、これが最強の手段」との声明を発表した。

スプリングスティーンはノースカロライナの公演をキャンセル(@springsteen/instagram)

スプリングスティーンはノースカロライナの公演をキャンセル(@springsteen/instagram)