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October , 2017
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故プリンスさんのアルバム売り上げ急上昇 一方で巨額資産の行方は不透明

2016年4月25日(月)03時56分更新
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死から3日間でアルバム58万枚を売り上げた(@prince/instagram)

死から3日間でアルバム58万枚を売り上げた(@prince/instagram)

 先週、57歳で急逝した米歌手プリンスさん。その死を悼むファンらによって楽曲の売り上げが世界中で急上昇する一方、プリンスさんの3億ドル(約334億円)とも言われる資産や版権の管理をめぐり、親族やレコード会社の間でひと悶着ありそうな気配だ。

 米芸能サイト「TMZ」によると、プリンスさんの資産管理については、生前から多くの問題を抱えていた。というのも、プリンスさんはコンサルタントや顧問弁護士らを、自分の気に入らない発言をする度に解雇。そのため、膨大な楽曲を管理・運営するための方針に一貫性が無く、実際には“組織”として機能していなかったという。

 プリンスさんが亡くなった後、妹で歌手のタイカ・ネルソン(55)が対応に当たっているが、所属レーベルのワーナー・ブラザーズ・ミュージックの上層部でさえ、今後の版権の帰属については不明だという。

 TMZは、資産3億ドルは「水増しされた金額”で実際は、半分くらい」と報じているが、英紙テレグラフは、楽曲分の版権約5億ドル(約5557億円)を含め、資産は8億ドル(約890億円)は下らないとしている。いずれにしても莫大な金額だけに、資産管理人が必要になり、遺産分配についても骨肉の争いになっても不思議ではない。

 そんな中、米紙USAトゥデーは、調査会社ニールセン・ミュージックの調べとして、21日の死去からわずか3日間で、プリンスさんのアルバムは57万9000枚(デジタルダウンロードを含む)を売り上げたと発表した。

 これは亡くなる前の3日間の1400枚と比べ、4万2000%増となった。死後3日間では、2001年リリースのベストアルバム「The Very Best of Prince」が最も多く売り上げ、25万枚。世界中で1300万枚を売り上げた84年のメガヒット「パープル・レイン・サウンドトラック」が13万3000枚と続いた。