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November , 2017
Sunday


シュヴァルグラン ハーツクライ産駒初の春天Vへ挑む

2016年4月28日(木)10時35分更新
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長距離戦での強さには定評のあるハーツクライ産駒だが、天皇賞・春は2着2回、3着2回とあと一歩のところで取り逃がしている。今年はカレンミロティック、シュヴァルグラン、フェイムゲームの3頭出しで初制覇に挑む。中でも前走3000メートルの阪神大賞典で重賞初制覇を果たしたシュヴァルグランの勢いが目につく。ヴィクトリアマイルを連覇した他、桜花賞、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯各2着のヴィルシーナ(父ディープインパクト)の半弟。3歳春には毎日杯5着などオープンでは力不足だったが、ハーツクライ産駒らしく秋になって本格化。休み明け2戦目の500万下を勝ち上がると、わずか4戦後には重賞制覇となった。祖母ハルーワソングからもフレールジャック(ラジオNIKKEI賞)、マーティンボロ(新潟記念、中日新聞杯)と2頭の重賞勝ち馬が出ている。4代母グローリアスソングは加年度代表馬にして、米古牝馬チャンピオン。繁殖牝馬としても優秀で、産駒のシングスピール(米芝チャンピオン、英GⅠコロネーションC、ジャパンC)、ラーイ(米GⅡ)は種牡馬としても大成功を収めている。昨秋の交流GⅠ・JBCレディスクラシックを制したホワイトフーガの4代母もグローリアスソング。祖母の孫となるヴェルステルキングは今春、山陽特別→心斎橋Sを連勝してオープン入りと牝系の勢いも十分だ。 (笹栗康昭)