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August , 2017
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米サイト「TMZ」が報道!「プリンスさんは強い鎮痛剤の依存症だった」

2016年4月30日(土)09時00分更新
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股関節の矯正手術がきっかけだったという(@prince/instagram)

股関節の矯正手術がきっかけだったという(@prince/instagram)

 やはり薬物乱用が死につながったのか――。21日に57歳で急逝した米歌手プリンスさんが、「パーコセット」と呼ばれる非常に強い鎮痛剤の中毒だったと米芸能メディア「TMZ」が今週、報じた。また、死亡する6日前に救急搬送された原因も同薬の過剰摂取によるもので、亡くなる前の数日間は、自宅近くの薬局から数回にわたり同薬の処方を受けていたとも伝えた。

 プリンスさんの顧問弁護士を長年務めてきたL・ロンデル・マクミラン氏はプリンスさが亡くなった直後、薬物中毒死の見方を否定したが、連邦捜査当局は今週、プリンスさんの自宅から、処方された鎮痛剤が見つかったことを認めた。これは、ミネソタ州の地元捜査当局者が、発見された処方薬の入手経路などについて米連邦政府の麻薬取締局(DEA)に問い合わせたとの報道を受けたもの。

 DEA当局は具体的な薬品名は発表していないが、TMZは複数の関係者の証言として、プリンスさんがパーコセットを常用し、同薬の依存症だったと報じた。

 プリンスさんは2009年、股関節の痛みを訴え、翌年には医師に矯正手術を勧められたが、エホバの証人信者だったため手術を拒否。薬剤による治療を受けた。その時に処方された、強い痛みを抑えるパーコセットを服用するようになり、その後、依存度が増していったという。

 類似した鎮痛剤にバイコディンという薬があり、米国では同薬による依存症が社会問題になっている。米人気ドラマ「ドクター・ハウス」でも、主人公のハウス医師自身がバイコディン中毒になり、苦しむ姿が描かれていた。そのバイコディンでも効かない患者に処方されるのが、より強力なパーコセットだといわれる。

 処方薬による死と言えば思い起こされるのが、2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンさんだ。不眠治療のため処方された鎮痛剤や麻酔薬の乱用による死亡とされる。

 偉大なアーティストとして世界中で並び証される2人だけに、ともに処方薬の乱用による死だったとすれば、運命の皮肉だ。プリンスさんの遺体はすでに司法解剖され、詳しい死因判明までには数週間かかるという。