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November , 2017
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「プリンスの隠し子」名乗る服役囚現れ、遺産求め〝半兄弟〟も700人

2016年5月11日(水)02時58分更新
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プリンスさんに長男はいたが生後1週間で死亡した(@prince/instagram)

プリンスさんに長男はいたが生後1週間で死亡した(@prince/instagram)

 先月急逝した米歌手プリンスさんの隠し子だと名乗る男が現れた――。この人物、現在コロラド州の刑務所に服役中で、2億ドル(約215億円)といわれるプリンスさんの遺産の法定相続人だと主張し、裁判所にDNA鑑定を求めている。一方、プリンスさんの遺産管理会社には「半兄弟だ」と名乗る人たちからの問い合わせが殺到。すでに700人ほどが遺産分配を求めているというからビックリだ。

 4月21日にミネソタ州ミネアポリス郊外の自宅で亡くなったプリンスさんに子供はいないとされる。そんな中、カンザス州出身のカーリン・Q・ウィリアムズ服役囚が先日、ミネソタ州のカーバー郡地裁に、プリンスさんが自分の父親だと証明するため、DNA鑑定をするよう求める申請をしていたことが分かった。同地裁が10日、発表した。

 申請によると、ウィリアムズ服役囚の母親マーシャ・ヘンソンさんは1976年7月、プリンスさんとカンサスシティのホテルで一夜を過ごし妊娠。誕生したのが同服役囚だとしている。

 現在のところ、プリンスさんの遺言などは見つかっておらず、ミネソタ州の法律によると、遺言が無い場合は実の子供が遺産を相続する。だが、実子が存在しないとされているため、プリンスさんの妹で歌手のタイカ・ネルソンと、認定された5人の半兄弟たちが遺産相続人として名を連ねている。

 だが万が一、ウィリアム服役囚が本当の息子だと証明されれば、同服役囚が全ての遺産を独占することになり、それに対抗するプリンスさんの兄弟たちとドロドロの相続争いが勃発することは明らかだ。

 そんな中、遺産管理会社モース・ジニアロジカル・サービスには「同じ地域に住んでいたから血縁だ」「家族の集合写真に写っている」などとして“半兄弟”を名乗る人たちからの電話がひっきりなしにかかっている。担当者は、抽象的な情報より公的書類を送るよう、“半兄弟”たちに促している。

 プリンスさんは1996年に当時22歳だったバックダンサーの女性と結婚。同年に長男が生まれたが、難病のため生後1週間で死亡している。女性とは99年に離婚した。