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October , 2017
Thursday


ロッテンマイヤー キャリア不問の名牝系

2016年5月19日(木)09時16分更新
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ジュエラーとメジャーエンブレムが不在となれば、桜花賞2着シンハライトで断然という気もするが、ここは忘れな草賞を勝って3戦2勝としたロッテンマイヤーを狙ってみたい。母アーデルハイト(父アグネスタキオン)は故障のため1戦しただけで引退したが、祖母はエアグルーヴを破って95年の阪神3歳牝馬Sを制したビワハイジだ。ビワハイジは桜花賞15着、ダービー13着と翌年は期待に応えることができなかったが、繁殖入りしてからの成績は素晴らしい。アドマイヤジャパン(京成杯)、アドマイヤオーラ(京都記念、弥生賞、シンザン記念)、ブエナビスタ(ジャパンC、天皇賞・秋などGⅠ6勝)、トーセンレーヴ(エプソムC)、ジョワドヴィーヴル(阪神JF)、サングレアル(フローラS)と実に6頭もの産駒が重賞制覇。これはJRAの記録となっている。5代母ズライカは孫の代までにドイツのクラシックすべてと英ダービー(スリップアンカーが7馬身差で圧勝)を手に入れたドイツの歴史的名牝。曽祖母アグサンの3歳下の妹サトルチェンジも輸入され、マンハッタンカフェの母となっている。ロッテンマイヤーはここが4戦目でキャリアの浅さが気になるが、ブエナビスタは09年の桜花賞とオークスを制覇。ジョワドヴィーヴルは2戦目で阪神JFを勝ち、サングレアルも3戦目でフローラSを制した。牝馬がここ一番に強く、キャリアも不問の名牝系でもある。 (笹栗康昭)