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November , 2017
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役にたたない英語おせーたる(131)波乱万丈の人生

2016年6月11日(土)09時00分更新
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パートナーのオフィス友、Tom(トム)のドラマチックな人生についてはしばらく前に書いた。Drama(劇的な出来事)に満ちたTomだが、このたび、めでたく再婚することになった。

彼のfiancée(婚約者)には何度か会ったことがある。以前、drug addict(薬物中毒者)と結婚していたTomにしてみれば、彼女は天使のような存在らしく、”I’m in love. I’m in love. She is the sweetest woman that I have met in my life.”(ラブラブなんだ。ラブラブなんだ。彼女は、生涯会った中で一番素晴らしい女性だ)なんて常に言っていた。

こういう顔から火が出るようなことを、Tomに限らず、アメリカ人(特に男性?)は平気で言う。例えば、ご近所のScott(スコット)も、”This one is the best thing has happened in my life.”(こいつに出会えたのは人生で最高の出来事だ)などど、奥さんの前でテレもせずに言うのである。そう言われた奥さんも「そうね、そうね」という具合にうなずいている。

…でも、アメリカの離婚率が高いのはよく知られた事実。アメリカ人って面白いな。

Tomも結婚相手のAmy(エイミー)もバツイチ。再婚ということもあってか、結婚式はクラブハウスでカジュアルなものとなった。

日本の場合、たとえレストランウェディングでも、いくらか祝儀を包むものだが、こちらは手ぶらで出かけてもOK(その代わり、引出物はなし)。Tomはパートナーの友達なので、100ドル程度のギフトを持っていった。

結婚式では、bride(新婦)とgroom(新郎)が来客一人ひとりにあいさつして回る。”We really appreciate you come. It means a lot to us. Our lives are pretty much messed up, but we are happy and blessed, celebrated by people like you. Thank you, and please have fun.”(来てくれてありがとう。来てもらえたことが私たちにとって大きな意味を持つの。私たちの人生はめちゃくちゃだったけど、あなたたちのような人たちに祝ってもらって幸せ。ありがとう、楽しんでいってね)。お返しとしては、”Congratulations! You look beautiful. This is a nice venue with open feeling. This is your day. You have fun.”(おめでとう!きれいですね。開放的な感じのいい場所ですね。今日はあなたたちの日なんですから、そちらこそ楽しんでください!)など。Amyが”messed up”(めちゃくちゃ)と言うあたり、彼女の人生もTomに負けず劣らず波乱万丈なのだろう。

Tomが息子と孫(息子の娘)を紹介してくれた。息子はalcoholic(アルコール依存症)だと言っていたので、勝手にだらしない人を想像していたが、実物はこぎれいだった。が、顔は酒焼けしている。彼の奥さんもいたが、体の見えるところだけでもかなりtatoo(タトゥー、刺青)が入っている。余計なお世話だが、夫婦仲がいいようには見えなかった。大学生の娘もいるはずなのに見当たらないので、”Where is your daughter?”(娘さんは?)と聞くと、”She pisses me off! She is staying outside.”(娘にはまったく腹が立つ。外にばかりいて会場に入ってこないんだ)とのこと。結婚式の日までdramaだなあ、この人は。

食事はビュッフェスタイルだったので、あとは好き勝手に食べて飲んで。TomとAmyはダンスが好きなので、DJがHip Hop(ヒップホップ)をガンガン流す。こんなだから、お年寄りの来客はとっとと帰ってしまった。堅苦しくないお祝い会だからいいのだが、あっさりしすぎているというか・・・。その分、私たちも切り上げるのが楽だったけど。

とにかく、お幸せに。